【FFIXXED STUDIOS】20SS COLLECTION

【FFIXXED STUDIOS】20SS COLLECTION "UTOPIA"

By Acacia ONLINESTORE


年々ファッション業界でもフィーチャーされるワードがコロコロと変わりますが、最近では特にジェンダー(性差)について議論されることが非常に多くなりました。
男女という2つの枠組みでは収まりきらない、多様性を認め合う社会の実現に向けて世界が歩み始めています。

今回ご紹介するFFIXXED STUDIOSは、男女デュオのデザイナーが手掛けるレーベル。
他ブランドとは異なる、哲学的でありながら、デイリーな感覚でアプローチする作品の魅力について迫っていきたいと思います。


- アートとファッションの境界線 -

デザイナー「ケイン ピッケン」と「フィオナ  ラウ」はオーストラリア生まれ。それぞれ39歳/34歳。
ケインはオーストラリアの芸術大学でアートを専攻、フィオナはオーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学でファッションを専攻。
この時点で二人はまだ知り合っていないんですが。

オーストラリア/メルボルンはアートの都とも言われ、特にストリートアートは非常に人気。
歴史的文化遺産と現代アートが息づく街で二人の感性は磨かれていきました。

2008年のブランド設立前にある場所で一緒に働く機会に恵まれ、そこから「アートとファッションを融合したアイディアを共有する方法」としてffixxedをスタートさせます。

2009年から本格的にファッションへとフォーカスしていき、パリでのプレゼンテーション方式で作品を発表、よりコレクションを進化させるために、オフィスと生産拠点を香港に、デザインスタジオを中国/深圳に構えます。

生産とデザイン拠点をしっかりと棲み分けること、
そしてアートとファッションという重なり合う部分はあるけれど、ルーツが異なる二人が手掛ける。
この2つの要素が、様々な枠組みの中で、異なった創造的な背景や前後関係、素材、可能性などのアイディアを探求することができるようになっているんです。


- アジアの中でのポジショニング -

2013年、大きな転機が訪れます。
13-14AWシーズンに、世界的権威のあるウールマークプライズというコンテストのアジア代表に選出されます。(この代では日本のmatofuや motonari onoなどもノミネートされていました。)

さらに15-16AWシーズンにも同賞にノミネートされます。(この時は日本からはタロウ ホリウチ、世界に目を向けるとクレイググリーンなどもノミネート!)

2018年にはアジアで最も権威があるとされるFASHION ASIA HONG KONG 2018にも選出。
現在ではレディースで高い人気を誇るCHIKA SAKIDAやAKIKO AOIなど、と共に選ばれています。


また、世界4大コレクション(ロンドン/ミラノ/パリ/ニューヨーク)だけではなく、現在世界中で様々なコレクション/ファッションウィークが開催されているのをご存知でしょうか?

日本のコレクションといえば東コレですが、お隣の中国では上海ファッションウィークというのが毎シーズン開催されています。
FFIXXEDも2016年より参加、そしてパリでもコレクションを発表しています。

イヴ・サンローラン、カールラガーフェルドなどを見出してきたコンテストでも実績をあげ、ファッションの最先端でも活動するブランドとして、お見知りおきください。


- より広い文化的背景の一部としてファッションを見ている人々へ、
自分自身のために服を着る人々へ -

FFIXXEDの作品はトレンドを追う事はありません。
ブランドのターゲットをしっかりと定めていますが、それを年齢などではなく「自分たちの作品を理解してくれる人」としているからです。

20SSシーズンのテーマはUTOPIA。日常の中にあるユートピア(理想郷)の概念に基づいています。
身の回りのスペース、状況や行動などをより多彩で生産的なライフスタイルになるよう落とし込んでいます。
FFIXXEDのアイテムが持つゆったりとしたシンプルさ、クリーンなカッティング、新鮮で折衷的な美意識は安定感のある仕上がりとなっています。

テキスタイル、シルエット、カラーリング。
自らの好きなものが確立されていなければ、FFIXXEDの良さに気づけないことがあるかもしれません。
受け取り手である私たちの感性がなければ響かない作品かもしれません。

ですが、それらはある意味「成長させてくれる」という裏返しでもあります。
触れることで得られる独特の美意識は、アートとファッション、そして日常から生まれた独創的で新しい感覚をプラスした彼らの作る服にしかなし得ないことです。


- 日々の生活の中にある衣服 -

当店でのFFIXXEDの立ち位置をカテゴライズするのは、非常に難しいです。
SISE、MARNI、3.1 Phillip Lim。Dulcamara、Edwina Horl。どれにもマッチするからです。
スタイルに左右されない掴みどころのなさというのは、FFIXXEDの長所でもあります。

例えば、今ものすごくユニセックスブランドに傾倒していてオーバーサイジングが好み!という方も、数年後にはコンテンポラリーファッションが良いと言っているかもしれない。

ストリートの流れからスニーカーをめちゃくちゃ履いてきたけれど、レザーシューズが似合う服が欲しくなってきた。

逆に、今はスッキリとしたキレイめなスタイルだけど、たまには遊びの効いたものに袖を通したい、という気分にも。


年齢と共に嗜好は必ず変化していきます。そこにFFIXXEDはスルスルと対応してくれるんですよね。
時代を越える事はもちろん、自分の中の感性をも飛び越える作品とも言えるのではないでしょうか。


知名度はまだまだ足りないのかもしれません。
ですが、非常に安定した力があります。
もしブランドネームが付いていなかったとしても、「あれ、これは面白いんじゃない?」とアンテナに引っかかる作品が多いFFIXXED。

決してコピーではない、日々の生活の中での気付きがデザインソース。
その洞察力がもたらす「日常の基礎の拡張」は、最も大切にしているコアでもあります。

そこにはジェンダーの差はもちろん、分け隔てるものはどこにもありません。
なぜなら、日常は誰しもが平等に持つものですから。


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