【ohta】20SS COLLECTION THEME

【ohta】20SS COLLECTION THEME"No.5"

By Acacia ONLINESTORE

一度聞けば忘れられない音楽のように、一度目にしたら忘れられない絵画のように。
ohtaの衣服には同じようなインパクトがあります。
独創的な物作りを手がけるブランドとしてコアなファンを獲得し続けている太田さんの思想や、シーズンテーマに迫っていきます。


- 疑問から生まれるデザイン -

20SSのテーマは「5番」。
「1番目や2番目ではないこと。選択とは状態で変化するものなので本当は自分で選んではいない」 

これまでのシーズンテーマは、身の回りにあるもの(家庭菜園や植物、鳥、空など)からインスピレーションを受けたものが大半でした。

今回は人間の内面へアプローチすることで実験的/試験的なシーズンになっているとも取れます。
急な方向転換?と思いきや、太田さんの物づくりの根底にずっとあるものがようやく表面化してきた、と捉えるのが適切です。

学生時代から「何故そうなるのか?」「どうしてそうしなければならないのか?」という、過程に重きを置く考え方の持ち主。

自分の内なる声にしっかりと耳を傾ける姿勢。
それは、好きなデザイナーとして挙げているフセインチャラヤンの、

-「プレスを喜ばせるためにコレクションをやっているようでは駄目。大切なのは真のクリエイションに向き合う姿勢だ」-

という言葉を映しているかのようです。


- 自分の目の届く範囲で -

ところで、皆さんはデザイナーとクリエイティブディレクター(アーティスティックディレクター)の違いはご存知ですか?

デザイナーはクリエイションのみに集中できるのですが、
クリエイティブディレクターとなるとデザインはもちろん、製品をどのようにユーザーに届けるのかという、商業的な部分までクリエイトしなければなりません。

太田さんは独学から服作りをスタートさせたため、いわゆるインディペンデントな活動とも言えます。
なので、生地の段階から縫製に至るまで、自身の手を介したアウトプットはブランド創設以来ずっと変わっていません。

インフルエンサーやユーチューバーが作る服作りと比較する事すら烏滸がましいですが、デザイナー自身がここまで手掛けているブランドは多くありそうで、実は中々ありません。

それは太田さんには、ブランドとして規模を追うよりも、協力している工場/機屋/ショップ/ユーザーなど、自分の目の届く範囲を豊かにするという思想があるからです。
大義名分を掲げず、慎ましく。
決してマスやトレンドを追いかけず、自分が大切だと思ったことをシーズンテーマに掲げ、「衣服を一つの言葉」として届けてくれています。

サスティナビリティーを軽やかに謳うブランドよりも、余程信頼できます。


- 潜むモードの精神 -

ohtaのイメージと言えば、アーティスティックで中性的。
独学で服作りを始めたデザイナーでいうと、ラフシモンズのようなアート性に近いものがあるかもしれません。(そのベクトルは真逆とも言えますが)

抽象画のようなドローイングとカラーパレットは、デザインというよりも絵画。
MARNIやDulcamaraにもない、その独特な空気感に心を動かされる人も多く、当店のラインナップとしても特殊です。
Y-3とohtaを同じ空間で扱うショップは、全国でも弊店くらいではないでしょうか?

ただ、太田さんは「隣のブランドがこれだからということで、自分のブランドが変に見られるようであれば所詮それまでの力しかなかったという事」ともしており、
アーティスティックな作風の中に潜む力強い反骨精神は、モードの源流に間違いなく共鳴します。


- 好きな色は緑 -

太田さんは昔から緑がお好きなのだそう。
過去のシーズンを振り返っても、それは感じられます。何せブロッコリーをシーズンテーマにしていたこともあるくらいですから。笑

今季ももちろんグリーンのアイテムはリリースされていますが、「5番」というテーマに基づき、これまでなら手に取らなかったであろうファブリックを用いることで、新鮮なラインナップとなっています。


今回のブログを読んだ後に、ohtaの作品を見てみると「そういうことか」と合点がいくディティールが見つかるはずです。

ファッションには「あって当たり前、無いとダメなんてことは全くない」。
本当は自由なものなのに、何かに囚われているから、世の中には同じようなものがあふれているのではないでしょうか?

飄々としながら確固たるスタンスが生み出す作品に惹かれるのは、そうした意思を感じるからです。

-自分が楽しいと思うことを形に出来たら、それをきっと面白いと思ってくれる人が世界に絶対いるはずなので-

その言葉には、隠れた自信を感じさせてくれます。
是非その世界観に触れてみてください*


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