






【2021SS】STYLE NO.03
着用アイテム
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Dulcamara
よそいきリブカラージップBL(BLACK)
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Edwina Horl
【ラスト1点/dauerbrenner】KAROTTENHOSE(NAVY)
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yohji yamamoto
【ラスト1点/Y's】3 LAYERS STOLE(KHAKI)
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AUTTAA
【再入荷/20AW】ROOM SHOES(BLACK)
Dulcamaraのよそいきシリーズに組み合わせたい*
" 4 BRANDS MIX STYLE"
Dulcamaraの21SS 完納に合わせてご提案するのは他ブランドとのコーディネート。
No.03でメインとなるよそいきシリーズは同素材でのセットアップが基本的な組み合わせ方ですが、そこからの派生したスタイルではどういうブランドと相性が良いのか?という疑問にお答えできるかと思います。
Edwina Horl・ohta・Y'sといったブランドからセレクトしているので、どういった共通項があるのかと考えながらご覧ください*
- BLOUSON / SHIRTS -
今季のよそいきシリーズ(トップス)のニューモデル、新型リブカラージップブルゾン。ここ数シーズンはどちらかというとジャケットに注目されることが多かったのですが、No.02のスタイリングでもご説明した通りブルゾンはなくてはならないカテゴリーの1つです。
気温の変化に対応しやすい勝手の良さ、よそいきシリーズならではのライトウェイトな素材感がそれをサポート。ユーティリティーな1着としておすすめ*
過去にリリースされてきたブルゾンと大きく異なる点は、テーラードジャケットのようにVゾーンがあること。それにより、インナーアイテムがより活かされてくる+抜け感が出やすくなる=清涼感が出るのです。
今回使用しているohtaのシャツのようにボタンのアクセント、前立てにデザインの効いたシャツなど従来のブルゾンでは個性が隠れてしまいそうなアイテムもしっかりと際立ちます!オープンカラーシャツなどを合わせても同じ効用が得られるでしょう。
身幅にもかなりゆとりがありますから、他のアウターでレイヤードしづらかった、若しくは「一応着れるけどなんかもたついた」などのインナーも今作ならば安心*(HED MAYNERみたいなのは例外ですよ!!笑)
アシンメトリーカットソーなどもレイヤードできます。
ohtaのシャツは個人的にも非常におすすめする天邪鬼な1着。どこにもないというか、まず思いつかない発想をいとも簡単にやってのけてしまうのが「ohtaらしい」です。笑
陶器という実生活で馴染みの薄いものを気軽に取り入れていたり、チェストポケットの位置やパターンメイクを変えてみたり。それでいて言われないと気づかないような自然体に納めてしまうのは流石!
Dulcamara特有の丸みあるパターンメイクをさりげなくサポートする真っ白ではない柔らかな生成り。陶器ボタンのアクセントをさらに強めています*
この組み合わせにスウェットやパーカーを入れてしまえば初秋のスタイルとして応用もできますから、基本的なスタイルとして4,5月/9,10月くらいの気温だとブルゾン+シャツくらいがちょうど良いのではないでしょうか?
GW、お出かけの予定を立てている方もいらっしゃるかとは思いますが(万全の感染対策を講じ、無理をせず、周囲への配慮をした上で!)、その際には新しい衣服とともに*
- STOLE -
ノーカラーブルゾンにぜひ合わせていただきたいのがストール、一気に着こなしのステージがアップします。コーディネートが華やかに見えるんですよね!春や秋にストールなどしている方はついつい目で追ってしまいます。
Y'sからリリースされているストールはブラウン/ペトロブルー/オリーブの3色がレイヤードされていて、メインで使いたい色を選べます。ストールを何色も揃えておく必要性を省き、1本で何通りもの使い方が可能です。
ストール自体、特に女性の方が使い慣れているかもしれませんが、「コーディネートがいつも通りだなぁ…」とか「面白みにかけるわぁ…」なんてマンネリ化してしまっている時にはアクセサリー感覚で使ってみてください。思いもよらぬ結果が舞い込んできますよ!
ブルゾンを脱いでシャツ1枚になった時にも効果的です*
- PANTS -
Dulcamaraと双璧を成す、カジュアルなセットアップをリリースするブランドといえばEdwina Horl。よそいきシリーズとコードパンツの相性、悪いわけがありませんよね*
BLACKだとセットアップと同じ色味になってしまうので、敢えてコットン素材のNAVYを合わせてみました。色の印象としてはBLACKよりもNAVYの方が少し軽やかになります。
よそいきはウール100%(SSは素材がより軽め)、パンツも落ち感が出やすいです。一方、Edwinaのコードパンツ(NAVY/GREYのみ)はコットン100%。素材の違いによってシャフトのボリューム感も変わってきます。
基本的にゆったりとしているフォルムではありますが、コードパンツの方がテーパーは強めなのでメリハリがつきやすい。頭・両腕・足元でざっくり菱形を作るイメージです。(IラインやAラインなど。〇〇ラインという言葉が何通りもあるので図形で考えるといいですよ!)
よそいきシリーズでまとめる、セパレートで使う。これによってセットアップが何倍も活きてきます。例えば、DulcamaraのセットアップとEdwina Horlのセットアップがあればデフォルトで4通りのベースが出来上がりますよね?ブランドの世界観(シルエットの雰囲気)に共通項が見出せれば、セパレート使いしてもまとまりあるスタイルになります。
デザイナーが元々どういう服が好みだったとか、どのブランドでキャリアを積んでいたか、なんて情報があればより相性はいいですよね!
Dulcamaraのデザイナーは元々Yohji Yamamotoを好んで着用していたし、Edwina HorlはYohji Yamamotoでのキャリアがあります。
ohtaは柔らかい雰囲気ですがものづくりの根底には反骨精神がありますし、それはYohji Yamamotoの精神性にも繋がります。どうでしょう今回の組み合わせ、上手いことなってますよね?笑
…という具合に、コーディネートを組む上でブランドのバックボーンなどを理解しておくことは非常に重要なのです。それが全体のまとまり/雰囲気に繋がり、クローゼット内の活性化/有効活用にもなってきます。
もちろん、当店ではそういった組み合わせがスムーズにできるようブランドのセレクトやバイイングを慎重に行なっておりますので、商品ページ下部の関連アイテムなども併せてチェックいただき、脳内コーディネートを組んでみてくださいね!
(photo/styling:山中 caption:野原)